音声を伝えるために必要な媒体
IP電話とインターネットの大きな違いの1つとしてあるのは、音声を電話の相手に伝えるために必要とされる媒体が違うということです。
例えばIP電話と呼ばれるものは、音声のデータを送るためにはIP電話網と呼ばれる特殊なネットワークを利用しています。
一方で、インターネット電話と呼ばれるものでは、音声のデータを送るためにその名前の通り、インターネットを使っているのです。
このように音声のデータを送るために使っている媒体が違う、というのがIP電話とインターネットの大きな違いの1つとしてあります。
電話をするために使う機器
IP電話とインターネット電話との違いには、音声データを送るための媒体以外に電話するために使う機器にも違いがあります。
どういうことかというとIP電話の場合、一般的には通常の固定電話のような電話機という機器を使うことがほとんどですが、インターネット電話の場合電話機でも問題ないことがありますが、一般的にはパソコンやスマートフォンなどといったインターネットを使う機器が使われることがほとんどなのです。
ちなみに、スマートフォンやパソコンなどでインターネット電話をする時には通常、スカイプやLINEなどといった専用のアプリが使われることがほとんどだと言われています。
電話番号
電話番号というものにもIP電話とインターネット電話に違いがあります。
例えば、IP電話では通常050から始まる番号が各自に提供されて、それを使うことになります。
しかし、インターネット電話では050ではなく特殊な番号列やIDなどが配布され、それを電話番号として利用することになるのです。
このようにIP電話とインターネット電話との間にはいくつもの間違いが存在しています。